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- ピピオの家&はばたけ荘のご紹介
- 「ピピオの家」は、虐待などにより帰る家や居場所がない子どもたちのためのシェルター(緊急避難場所)です。
- シェルターという性質上、所在場所は非公開となっており、安心して過ごすことができます。入居期間は、長い場合でも2か月を目途としています。
- 「ピピオの家」は一戸建て住宅で、専門スタッフが常駐し、家庭的な雰囲気のある場所です。
- 入居した子どもには担当の弁護士がつき、子ども本人の悩み・不安、意向を聞きながら、保護者との対応・調整、児童相談所・家庭裁判所・ハローワークなど関係諸機関と連携し「ピピオの家」を出た後の行き先の調整などを行います。
ピピオの家についてよくいただく質問をまとめました。
「ピピオの家」は、<家で暴力を振るわれている><今日帰る家がない・眠る場所がない>など、行き場がないときに利用できます。
概ね15歳から20歳になるまで(状況によっては20歳以後も)を対象としています。 女子用です。
ピピオ子どもセンターの事務局(082-221-9563)に電話で相談してください。担当の理事・弁護士が面談し、入居の意思を確認します。 なお、「ピピオの家」の定員や、すでに入居している子の状況によっては、入居できない場合もあります。
お金はかかりません。
まずは、ゆっくり休んでください。 入居した子どもたちは、それぞれの居室でくつろいだり、共用スペースで他の子どもや専門スタッフ、ボランティアスタッフと一緒に食事、テレビ、会話などを楽しんだりして過ごします。「ピピオの家」は、家庭などから避難してくる子どもを守るところなので、原則、一人での外出はできません。また、携帯電話や通信機能のある音楽プレイヤーなどは預かります。
「ピピオの家」に来るときは、どの子もたくさんの不安をかかえています。 入居してゆっくり休み、気持ちが落ち着いたら、子ども担当弁護士が、「ピピオの家」を出たあと、どこに行けばよいか、どうやって生活すればよいか、あなたの思いを尊重しながら一緒に考えていきます。
- はばたけ荘は家庭などに居場所がなく、自立して生活していかなければならない子どもたちに生活の場を提供し、食事などの日常生活や就労・就学を支援する自立援助ホームです。
- 入居している間に、仕事をしながら自立のための資金を貯めたり、高校生は卒業をめざしたりするととともに、家事や社会で必要な知識など生きていくための力を身につけていきます。
- はばたけ荘も一戸建て住宅で、専門スタッフが常駐しています。入居した子ども一人ずつに担当の弁護士がつき、保護者や関係諸機関との調整などを行いながら、専門スタッフとともに、社会に羽ばたいていくための支援を行います。
はばたけ荘についてよくいただく質問をまとめました。
「はばたけ荘」は、家庭などに居場所がなく、今後、就労して自立したり、高校を卒業して自立したりしなければならないときに利用できます。
概ね中学校卒業後から20歳になるまで(状況によっては20歳以後も)を対象としています。男子用です。
ピピオ子どもセンターの事務局(082-221-9563)に電話で相談してください。担当の理事・弁護士が面談し、入居の意思を確認します。 なお、「はばたけ荘」の定員や、すでに入居している子の状況によっては、入居できない場合もあります。
お金はかかりません。アルバイトや仕事で得たお金は無駄づかいをせず、将来のための貯金をするよう心がけてください。
「はばたけ荘」を出て仕事をしながら自立していくためには、自分に合った仕事を見つけ、続けながら生活費を稼げるようになることが必要になるので、例えば、一日6時間以上、週5日以上の仕事が望まれます。 初めてで不安があるときは、どんな仕事ができるか、どれくらいのペースで働くか、子ども担当弁護士やスタッフなどまわりの大人と一緒に考えてみましょう。実際の仕事さがしなども支援します。
外出は基本的に自由ですが、門限は夜9時としています。 また、友人・知人を「はばたけ荘」に連れてきたり、中に入れたりすることはできません。
携帯電話を使うなど、外部の人と連絡することはかまいません。(使用料金がたくさんかからないようにして、給料からできるだけ貯金できるようにしましょう。)
入居期間は、入居者の年齢や仕事の経験、高校の在学状況などによって異なります。 自立するための仕事や経済状況が安定し、また高校生は卒業後の就職・進学が決まり、生活の力が身についたときが、「はばたけ荘」を出て«羽ばたいて»いくときとなります。
はい。学校に通い、卒業を目指すことはできます。